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    このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    司法書士試験と国税徴収法
     【令和2年度(2020年度)対策の電子書籍】

    ・ 記述式過去問集【不動産登記法】(昭和57年度~平成9年度)[民法(債権関係・相続関係)改正対応版]
    * 関連記事: 記述式過去問集【不動産登記法】(昭和57年度~平成9年度) [民法(債権関係・相続関係)改正対応版]




    【秋から始める2020年度本試験対策】






      

     こんにちは。

     今回は,司法書士試験と国税徴収法について。

     「国税徴収法は,司法書士試験には関係ないのでは?」

     たしかに,国税徴収法は,税理士試験の試験科目であり,司法書士試験の試験科目ではありません。

     しかし,僕の把握するところによると,1件の登記先例1件の最高裁判例を理解するために,国税徴収法の知識が必要となります。


     1件の登記先例とは,次の先例です。


     1番抵当権の2番抵当権への順位の譲渡の登記がされている場合において,1番抵当権の登記を抹消するときは,2番抵当権の抵当権者は,登記上の利害関係を有する第三者に該当する(昭37.8.1民事甲2206号)。




     1番抵当権の登記が抹消されれば,2番抵当権の抵当権者は,順位上昇の原則により,実質的に第1順位の抵当権者となります。

     しかし,1番抵当権が税債権(国税徴収法による国税債権や地方税法による地方税)に優先し,2番抵当権が税債権に劣後する場合,つまり,登記記録には現れていない1番抵当権の設定の登記後に法定納期限が到来する税債権がある場合には,2番抵当権の抵当権者は,税債権に劣後することとなります。


    国税徴収法

    (法定納期限等以前に設定された抵当権の優先)
    第16条 納税者が国税の法定納期限等以前にその財産上に抵当権を設定しているときは,その国税は,その換価代金につき,その抵当権により担保される債権に次いで徴収する。
    = 抵当権を設定する前に法定納期限等が到来したときは,その国税は,その抵当権に優先する。




     そのため,2番抵当権の抵当権者は,1番抵当権の登記の抹消につき登記上の利害関係を有するといえます。
    (順位の譲渡の利益は,実体上の利益である気がしますが,あまり深く考えないようにしましょう。)
     

     この登記先例は,よく出題されています。

     平成28年度午後の部第15問ウ,平成18年度第15問エ,平成10年度二次試験第14問オ,平成7年度二次試験第20問4,平成2年度二次試験第19問1,昭和57年度二次試験第26問3です。

     記述式問題の論点とされたこともあります(昭和61年度)。


     では,令和2年度(2020年度)司法書士試験において,確実に合格したい受験生の皆様が覚えておくべき,国税徴収法が登場する1件の最高裁判例は何でしょうか?

     抵当権に関する論点で最も出題実績が高いもので登場します。
     
     
     『国税徴収法が登場する1件の最高裁判例』は,以下のバナーをクリックすると,見ることができます(反映が遅れている場合があります。)。
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    2019-08-11.jpeg
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    平成31年度(2019年度)午後の部の難易度の解析(3)



     2019年度本試験後のイベント等については,こちらの記事をご参照ください。





     
     こんにちは。


     解析を続けましょう。

     平成31年度(2019年度)司法書士試験午後の部の難易度は,なぜ高いのか?

     これまで,過去問の知識のみで正解できる問題数登記研究の見解からの出題数からアプローチしてみました。

     平成31年度(2019年度)午後の部の難易度の解析(1)
     平成31年度(2019年度)午後の部の難易度の解析(2)



     今回は,午後の部の問題文の文字数に注目してみます。
     * 記述式問題の文字数を除きます。いずれも,択一式問題の文字数だけです。

     
     文字数が多いということは,問題文が長いということであり,問題文が長いと読むのに時間がかかり,解答を出すのが大変になります。
     
     つまり,文字数が多いことは,難易度を上げる要因の一つです。


     では,近年の午後の部の文字数の推移を見てみましょう。


     Wordで自動的にカウントされる文字数ですので,正確なのか正確でないのかよく分かりませんが,以下のような結果です。


     平成29年度:18342文字
     平成30年度:18366文字
     平成31年度(2019年度):?????文字


      

      『平成31年度(2019年度)の午後の部の文字数』は,以下のバナーをクリックすると,見ることができます(反映が遅れている場合があります。)。
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    2019-06-18.jpg
    自己採点



     2019年度本試験後のイベント等については,こちらの記事をご参照ください。






     こんばんは。


     今回は,自己採点について書きたいと思います。
     

     先に結論を申し上げると,僕は,予備校講師であり,どうしても次年度を基準にしてしまうためーすなわち,次年度における合格を考えると,早めに真剣に勉強を再開する方が有利であるため-,自己採点をした方が良いと考えています。

     
     でも,自己採点をするかどうかは,以下のような説明があったとしても,皆さんの自由です。これは忘れないでください。






     僕は,上記のとおり,早めに自己採点をした方が良いと考えています。

     なぜなら,高得点の方は「勉強しない」ということが確定できるし,そうでない方は「勉強する」ということが確定できるし,ボーダーラインの方は「勉強する」ということが確定できるからです。
     

     ボーダーラインの方は,なぜボーダーなのに「勉強する」ということに確定されるのか?


     以下,ボーダーラインの方のために,「勉強する」という結論が導かれる理由を説明します。


     本試験後から合格発表までの過ごし方と試験結果との関係については,

     1 勉強したが,合格だった。
     2 勉強しなかったが,不合格だった。
     3 勉強したが,不合格だった。
     4 勉強しなかったが,合格だった。



     の4パターンが考えられます。

     このうち,『夏の過ごし方についての後悔』が生ずるのは,です。

     すなわち,

     は,結果としての不合格になっても,夏に勉強しているので,夏の過ごし方についての後悔は生じにくい。

     また,は,結果として合格しているわけであり,夏に勉強していないので,夏は楽しんでいるはずであり,後悔は生じない。


     以上に対して,

     は,結果合格したのに夏遊ばず勉強に費やしたという点で後悔が生ずるし,

     は,結果不合格だったのに夏に勉強しなかったという点で後悔が生じます。

     ただ,の後悔との後悔とは,次元が異なります。

     においては,『何で自分は夏に遊ばなかったんだ…』って後悔は,合格の輝きに消されてしまいますから,後悔しているようで,後悔してないでしょう。

     これに対して,における後悔は,何物にも消してもらえません。ただただ後悔し,令和2年度(2020年度)に向けての不安等が大きくなります。


     以上から分かるとおり,ボーダーラインの方は,できるだけ後悔しないように,かつ,仮に不合格であった場合に備えて令和2年度(2020年度)司法書士試験で確実に合格するために,夏の間にしっかり勉強する方が良いということです。


     ただ,ここでいう「夏」は,「夏の終わり」を意味しています。


     各予備校が中上級講座を開講する頃には,それを受講するか否かは別として,勉強は軽めに再開しておく方が良いです。


     「軽めに再開?


     例えば,夏のイベントに参加してみることです。


     以上,久し振りに,自己採点について書いてみましたが,いかがでしょう?

     
     まだ本試験後から数週間しか経っていない中で厳しい話をしました。

     
     僕が,先に,令和2年度(2020年度)司法書士試験での確実な合格への道を切り開いておきます。


     もう少しゆっくりしてから,ここに帰ってきてください。


     では,また。


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    平成31年度(2019年度)午後の部の難易度の解析(2)


     2019年度本試験後のイベント等については,こちらの記事をご参照ください。





     
     こんにちは。

     まずは,電話個別相談会について。


    【姫野の電話個別相談会】
    予約状況  7/19(金)21:00現在
    * Web予約受付期間 7/7(日)17:00~各実施日前日の正午(12時)まで
    2019-07-19.jpg


     おかげさまで,8月の予約枠もいっぱいとなりました。


     ご予約いただいた皆様,ありがとうございます。


     お話しできるのを楽しみにしております。


     ご検討いただいた皆様も,ありがとうございます。

     また機会があれば,どうぞよろしくお願いします。






     解析を続けましょう。

     平成31年度(2019年度)司法書士試験午後の部の難易度は,なぜ高いのか?

     前回は,過去問の知識のみで正解できる問題数からアプローチしてみました。

     平成31年度(2019年度)午後の部の難易度の解析(1)


     今回は,午後の部で16問出題される不動産登記法の出題に注目してみます。

     不動産登記法での厄介な出題といえば,細かい知識からの出題です。

     そして,細かい知識といえば,登記研究の見解ではないでしょうか?

     そこで,ここでは,登記研究の見解がどれぐらい出題されているかを示します。

     ちなみに,この登記研究からの出題については,何年か前に記事を書いたのですが,アップデートしてませんでした…。

     登記研究の見解からの出題

     
     平成31年度(2019年度)司法書士試験のデータも加えると,次のようになります。


     平成31年度: 4個
     平成30年度: 2個
     平成29年度: 7個
     平成28年度: 2個
     平成27年度: 1個
     平成26年度: 20個
     平成25年度: 21個
     平成24年度: 13個
     平成23年度: 17個
     平成22年度: 14個
     平成21年度: 17個
     平成20年度: 17個
     平成19年度: 21個
     平成18年度: 27個
     平成17年度: 9個
     平成16年度: 21個
     平成15年度: 22個
     平成14年度: 16個
     平成13年度: 20個
     平成12年度: 17個
     平成11年度: 6個




     少ないままの傾向が続いています。

     ということは,登記研究からの出題は,平成31年度(2019年度)司法書士試験の難易度に対して,そこまで寄与していないことが分かります。

     ここで,もう少し,知識的な面からの寄与を解析してみます。

     僕としては,

     例えば,第17問(農地に対する判決の登記)のように,登記記録+対話の複雑な問題や,

     第19問(賃借権の登記)のように,民法や借地借家法といった実体法重視の問題や,

     第24問(共同担保の追加設定の登記における前登記事項)第26問(法定相続情報一覧図)第27問(工場抵当)といった,新しいあるいはマイナーな論点の問題が,

     難易度を高めていると考えます。


     皆さんは,こういった問題で正解できましたか?

     受験生の方の不動産登記法の問題の正解の内訳のデータ,調べてみたいです。

     
     まだまだ解析は続きます。


     では,また。


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    平成31年度(2019年度)午後の部の難易度の解析(1)


     2019年度本試験後のイベント等については,こちらの記事をご参照ください。






     こんにちは。


     昨日の個別電話相談会でお話しする機会をいただいた皆さん,ありがとうございました!

     
     お話しした内容が,今後の皆様のお役に立つよう願っております。






     今回から,平成31年度(2019年度)司法書士試験午後の部の難易度を解析していきたいと思います。

     僕は,本試験後で,23問と予想しました。

     そして,その後の情報によると,22問あるいは21問との予想もあるようです。


     では,解析を始めましょう。

     今回の解析方法は,過去問の知識のみで正解できる問題数からのアプローチです。

     過去問の知識のみで正解できる問題数は,客観的な難易度の把握として適切であり,それは結局,受験生の方の出来に影響を与えるものであることから,基準点の予想に使えると考えられます。
      

     平成31年度(2019年度)司法書士試験午後の部の問題のうち,過去問の知識のみで正解できる問題数は,17問です。
    * その内訳については,近日公開予定の「本試験分析セミナー」の資料でご確認ください。


     ここ2年が過去問の知識のみで正解できる問題数が20問で基準点が24問であったのに比べると,3問も減少していますから,過去問の知識のみで正解できる問題数からのアプローチによると,平成31年度(2019年度)司法書士試験午後の部の基準点は下がると予想されます。

     なお,過去問の知識のみで正解できる問題数がかなり多いのが平成27年度22問ですが,この年度の基準点は,24問です。

     したがって,過去問の知識のみで正解できる問題数が必ずしも基準点に影響を与えることにはならないことに注意が必要です。

     あと,基準点の予想において考慮すべき要素として,記述式問題の被採点者の確保があります。

     これは,基準点を下げる要素でしょう。


     では,また。


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    過去問の知識のみで正解できる不動産登記法の択一式問題【本試験分析セミナーの補足】


     2019年度本試験後のイベント等については,こちらの記事をご参照ください。






     こんばんは。

     今日は,本試験分析セミナー@渋谷校でした。


     ご参加いただいた皆さん,ありがとうございました!!!

     
     今日の分析が,平成31年度(2019年度)司法書士試験の分析の全てだとお考えください。

     まだまだ皆様の合否は分かりませんが,分析は,対策のためにあります。

     今日は,そのための講義をさせていただきました。


     って言いながら…


     本試験問題忘れたやつ出てこい!!!


     ここにいます。

     僕です。


     …。


     それはさておき。

     今日の本試験分析セミナーの資料で抜けていた重要な情報。


     過去問の知識のみで正解できる不動産登記法の択一式問題


     をご提示します。


     ・ 第12問
     ・ 第14問
     ・ 第15問
     ・ 第17問
     ・ 第20問
     ・ 第21問
     ・ 第22問
     ・ 第23問
     ・ 第25問




     本試験分析セミナーの資料のP39に書き込んでいただけますと幸いです。

     その上で,必ず,皆様が正解した不動産登記法の択一式問題との照合作業を行い,過去問の習熟度をご確認ください。


     次の本試験分析セミナーは,TAC梅田校で実施させていただきます。


    【本試験分析セミナー 2019年度本試験分析&2020年度本試験攻略法】
    7/14(日) TAC渋谷校 14:00~16:00 
    7/18(木) TAC梅田校 18:30~20:30 
    ※ご出席の際は,平成31年度(2019年度)司法書士試験問題冊子を各自ご用意ください。
    本試験分析セミナー 2019年度本試験分析&2020年度本試験攻略法








     今日は,電話個別相談会も実施させていただきました。

     お話の機会をいただいた皆様,ご報告等ありがとうございました。

     本日お話しした内容が,今後の皆様のお役に立ちますように。


     明日ご予約いただいた皆様,どうぞ宜しくお願いします。


     では,また。


     

     ↓ いつも最後までお読みいただき本当にありがとうございます!足跡としてクリックよろしくお願いします!!本試験分析にご参加いただいた皆さん,ご視聴いただく予定の皆さん,クリックお願いします!!!
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    【過去最高】2019目標択一式対策講座【理論編】ズバリ的中


     2019年度本試験後のイベント等については,こちらの記事をご参照ください。






     こんにちは。


     毎年恒例のご報告です。

     TACで僕が担当する中上級講座・択一式対策講座【理論編】ズバリ的中をここで提示させていただきます。

    (注) TACは,「ズバリ的中」ではなく,「バッチリ網羅」と呼んでいますが,この点については,この記事ご参照ください。
     

     提示させていただくのは,平成27年度から平成31年度(2019年度)までの5年度分です。

     いつも熱心に読んでいただいている皆様なので言いますが,「講座の教材で何問正解できたか?」という情報について,別の教材(例えば,過去問集)を加えたものを示したり(その割に分厚さの話をするときは過去問集を重ねない。),嘘をつく講師もいますので,こういう情報を聞いたり見たりする際には,ご注意ください。

     
     では,択一式対策講座【理論編】ズバリ的中をご覧ください。


    【択一式対策講座【理論編】ズバリ的中】
     
    午前の部午後の部全体
    平成27年度

    96.0%
    (33問)

    92.0%
    (33問)

    94.0%
    (66問)

    平成28年度

    94.8%
    (34問)

    92.0%
    (33問)

    93.4%
    (67問)

    平成29年度

    93.7%
    (34問)

    96.5%
    (35問)

    95.1%
    (69問)

    平成30年度

    96.5%
    (35問)

    94.2%
    (34問)

    95.4%
    (69問)

    平成31年度
    (2019年度)

    97.1%
    (35問)

    95.4%
    (35問)

    96.2%
    (70問)


    ※1 %は,網羅率を示します。
    ※2 かっこ内は,正解できる問題数を示します。
    * 年度の部分をクリックしていただくと,詳細を見ることができます。


     択一式対策講座【理論編】のテキストは,出題される可能性がある範囲を徹底的に分析して作成したテキストです。 

     必要な条文の知識や過去問の知識,押さえておくべき未出の知識は,全てあらかじめ挿入していますので,あとは,繰り返すだけです。

     足りないなんてことはあり得ませんし,特に講義で追加するものを除き,新たな知識(例えば,答練・模試で出題された知識等)を挿入することは,禁止させていただいております。

     受験生の方の迷いは,「足りるか足りないか?」ではなく,「覚えられるか覚えられないか?」にあるべきで,「足りるか足りないか?」を迷わせた時点で,テキストとして終わりです。

     きっちり必要な知識が何かを示した上で,理解と暗記に集中していただきます。

     受験生の方によっては,「分量が多い」と思われる方もいると思いますが,六法分や過去問分も含んでいますし,本試験まで毎回全部を読むわけではなく,出題可能性や読んだ回数により分量は減少します。

     また,僕がいうのもおかしいかもしれませんが,ご自身の力を甘くみないでくださいね。

     ちゃんとこなせますよ。大丈夫です。


     「基本的な知識を繰り返す。」という受験生の方を納得させる魔法の言葉があります。

     
     でも,何が「基本的な知識」か自体難しいです(既出の発展的知識もあるし,未出の基礎的知識もある。)。

     例えば,平成29年度午後の部第13問オでは,「不動産質権者である株式会社の清算結了を証する閉鎖事項証明書」が「不動産登記法第70条第3項後段の規定に基づく質権の登記の抹消」の申請情報と併せて提供すべき登記原因証明情報になるか否かを問う問題が出題されました。

     「不動産質権者である株式会社の清算結了を証する閉鎖事項証明書」では所在が不明でないことが明らかであるとして,これを「基礎的な知識」と扱う予備校が多いと思いますが,そもそも,所在不明情報は,登記原因証明情報ではないし,登記原因証明情報の一部にもなりません(河合芳光「逐条 不動産登記令」P212)。
     
     これを知ると,「発展的な知識」と思うかもしれません。

     でも,この知識って,平成24年度の不動産登記法の記述式問題で出題されているところ,過去に出題されていると考えたら,やはり「基本的な知識」ということになりますか?


     仮に,「基本的な知識」を「過去問の知識」だと定義しても「一般的なテキストに掲載のある知識」だと定義しても,基本的な知識だけを繰り返して合格できる試験なら,あんなに難しい試験にならないし,合格率はもっと高くなるはずです。

     また,応用的な知識(ここでは,過去問の知識以外の知識と定義しておきます。)がないと合格できないことは,ずっと前から明らかです。


     皆様,予備校に騙されないでください。


     …。


     おっと,僕も予備校の人間だ。


     でも,僕は,合格に必要な知識量を誤信させませんし,司法書士試験を必要以上に簡単に思わせるようなことはしません。

     司法書士試験は,博打ではありません

     確実に合格するための対策を示すことが,何より大切だと考えています。







     明日は,本試験分析セミナーです。

     ぜひご参加ください。

    hyoushi.jpg


    【本試験分析セミナー 2019年度本試験分析&2020年度本試験攻略法】
    7/14(日) TAC渋谷校 14:00~16:00 
    7/18(木) TAC梅田校 18:30~20:30 
    ※ご出席の際は,平成31年度(2019年度)司法書士試験問題冊子を各自ご用意ください。
    本試験分析セミナー 2019年度本試験分析&2020年度本試験攻略法




     では,また。
     

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    過去問の重要性


     2019年度本試験後のイベント等については,こちらの記事をご参照ください。





     こんばんは。

     今雨が強くなってきました。

     本試験まであと1週間となりました。

     来週の今頃は,寝ることに成功したか,眠れないまま布団に入っているかのどちらかでしょう。
     (本試験の前の日のこんな時間帯に勉強はダメですよ。)

     本試験に対する得体の知れない恐怖から,現場において全然問題が解けないと思っているかもしれません。

     でもね。

     それは,あり得ません。

     何度も何度もブログやガイダンス等で申し上げていますが,司法書士法の立案担当者で,司法書士試験の試験委員でもあった河合先生は,その編著書である「注釈 司法書士法(第3版)」において,司法書士試験について,次のようにコメントされています。


     司法書士試験の水準については,平成14年改正法により憲法に関する知識が対象とされたことのほかは,基本的に変わらない。 (小林昭彦・河合芳光「注釈 司法書士法」(第3版)128頁)




     元試験委員が,水準,すなわち難易度は分からないっていってるわけですから,これは,難易度が基本的に変わらないということを前提として問題が作成されていると考えましょう。


     では,このように,司法書士試験について一定の水準が保持されているとして,具体的に出題される可能性が高い論点は何でしょうか?

     その答えは,法務省が明らかにしています。

     すなわち,法務省は,司法書士試験等の筆記試験の問題の持ち帰りを認めた際,次の文章をそのホームページ上に掲載しました。


    【筆記試験問題の公開について(司法書士試験・土地家屋調査士試験)】

     法務省では,平成11年度から,司法書士試験及び土地家屋調査士試験の両試験について,受験者による筆記試験問題の持ち帰りを認めることとしました。
     上記の各筆記試験は,多肢択一式選択問題及び記述式問題により行っていますが,特に多肢択一式選択問題については,その性質上,過去に出題した試験問題との重複が避けられないこと,また,公開すれば,過去の試験問題の暗記等による単なる知識の詰込みや受験テクニックのみによる受験を助長するおそれがあることなどから,従来,非公開としてきましたが,受験者からの要望などを踏まえて,司法書士試験筆記試験及び土地家屋調査士試験筆記試験の問題を平成11年度から公開することとしたものです。なお,試験の公正確保の観点から試験時間中の退出者は問題の持ち帰りはできないこととしております。




     簡単に要約しますと,法務省は,以下の点を明らかにしています。


    1 多肢択一式選択問題については,過去問から出題される。
    2 過去問の暗記による知識の詰込みテクニックが通用する部分がある。



     ところで,今年の司法書士試験については,過去問からの出題が(多い,少ない)サイクルに属します。

     年度別過去問【択一式問題】
      

     『「今年の司法書士試験における過去問からの出題の多少』は,以下のバナーをクリックすると,見ることができます(反映が遅れている場合があります。)。
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    2019-06-18.jpg
     美しすぎる出題実績(7)解答編




     今後の電子書籍の販売について,以下の記事をご参照ください。

     今後の電子書籍の販売について






    【直前期の遠征講義】

    最後まで貪欲に得点アップ~予想論点と即効性のある解法を伝授~

     金沢校 5月5日(日) 13:00~14:30 ご案内
     高松校 6月2日(日) 16:30~18:00 ご案内
     大分校 6月16日(日) 16:30~18:00 ご案内
     熊本校 6月22日(土) 16:00~17:30 ご案内
     福山校 6月23日(日) 11:30~13:00








     こんばんは。


     美しすぎる出題実績です。 


     と,その前に,告知させてください。

     各科目の出題可能性が高い論点の提示と,その論点について「五肢択一式問題を二肢又は三肢択一式問題とする方法」を紹介させていただくガイダンスが,次は,TAC大分校で実施されます
     
     模擬試験の後の時間帯ではありますが,ぜひご参加ください。

     得点アップをお約束します。


     では,始めましょう。


    【過去の戦績等】
     美しすぎる出題実績(1)問題編
     美しすぎる出題実績(1)解答編
     美しすぎる出題実績(1)検証編 結果:微妙に的中

     美しすぎる出題実績(2)問題編
     美しすぎる出題実績(2)解答編
     美しすぎる出題実績(2)検証編 結果:的中

     美しすぎる出題実績(3)問題編
     美しすぎる出題実績(3)問題編の補足
     美しすぎる出題実績(3)解答編
     美しすぎる出題実績(3)検証編 結果:外れ

     美しすぎる出題実績(4)問題編
     美しすぎる出題実績(4)解答編
     美しすぎる出題実績(4)検証編 結果:外れ
     
     美しすぎる出題実績(5)問題編
     美しすぎる出題実績(5)解答編 
     美しすぎる出題実績(5)検証編 結果:微妙に的中

     美しすぎる出題実績(6)問題編
     美しすぎる出題実績(6)解答編 
     美しすぎる出題実績(6)検証編 結果:的中

     美しすぎる出題実績(7)問題編


     今回は,解答編です。
     (長らくお待たせしてごめんなさい!!)


    2019-06-13.png


     階段的出題実績によると,出題可能性が高いのは,不動産登記法借地権に関する登記です。
      

     出題可能性の高さは,美しさを伴う。
     出題実績を美しくするために,出題論点は決まる。





      『その他の出題予想事項を知る方法』は,以下のバナーをクリックすると,見ることができます(反映が遅れている場合があります。)。
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    2019-06-18.jpg
    記述式問題の答案用紙に記載する年の表記について




     今後の電子書籍の販売について,以下の記事をご参照ください。

     今後の電子書籍の販売について






    【直前期の遠征講義】

    最後まで貪欲に得点アップ~予想論点と即効性のある解法を伝授~

     金沢校 5月5日(日) 13:00~14:30 ご案内
     高松校 6月2日(日) 16:30~18:00 ご案内
     大分校 6月16日(日) 16:30~18:00 ご案内
     熊本校 6月22日(土) 16:00~17:30 ご案内
     福山校 6月23日(日) 11:30~13:00







     
     こんばんは。


     今回のテーマは,記述式問題の答案用紙に記載する年の表記についてです。

     少し書くのが遅くなってしまったテーマではありますが,僕の意見をまとめておきます。


     法務局HPには,登記申請書等における年の表記について,次のように書かれています。
     

    改元に伴う登記事務の取扱いについて

      登記申請書における申請の年月日や登記原因の日付等の元号の表記は,本年4月30日以前の日付を記載する場合には「平成○年」,本年5月1日以降の日付を記載する場合には「令和1年」と記載してください(※)。
     また,登記申請書に添付する書面(例えば,契約書,協議書,議事録,委任状等)については,「平成」と記載されていても,これに相当する改元後の年が記載されているものとして取り扱いますので,登記の申請に際して元号を修正する必要はありません。

    ※ 本年5月1日以降の日付における元号の表記を「平成」として申請された場合であっても,そのことを理由に申請を却下することはなく,これに相当する改元後の年が記載されているものとして取り扱います。また,初年について,「令和元年」と記載して申請された場合であっても,そのことを理由に申請を却下することはありません。これらの場合において,補正を求めることはありません。




     登記の申請情報や申請書に記載する元号が「令和」である場合には,「令和1年」とすることなどが明らかにされています。


     では,記述式問題の答案用紙にはどう記載すべきでしょうか?


     試験問題を作成する試験委員は,1月上旬から3月上旬にかけて数回程度,法務省に集まり,その協議によって試験問題を作成している。




     法務省は,ある機関に対して,上記のように説明しておりますので,新しい元号が発表された後に,ブランクにしていた元号の部分に新しい元号を挿入した上で,試験問題の印刷の工程に進めたとしても不思議ではありません。

     したがって,答案用紙には,「令和元年」ではなく,「令和1年」と記載することを覚えておいてください。


     なお,元号関係については,以下の記事もご参照ください。

     元号の変更が司法書士試験に及ぼす影響について


     また,今回のテーマを含む事項について,森山先生の以下の記事がとても参考になります。

     受験案内が公表されました。


     では,また。

     
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