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    登記不可事項を攻略せよ【解説編】

     こんばんは。

     登記不可事項を攻略せよ【問題編】

     解答を待っていた方も多いのではないでしょうか?

     なぜなら,商業登記法という科目は,択一式・記述式を問わず,不合格の槍玉に上がることが多いからです。
     
     すなわち,商業登記法の択一式問題は,記述式問題の直前にあることから焦り,しかも正答率が微妙な問題が多く,商業登記法の記述式問題は,時間が足りなくなるというように。

     でも,違うでしょ?

     他の科目の択一式問題を解くのが遅いから,商業登記法の択一式問題に焦りを感じるのであり,

     正答率が微妙なのは,株式会社に関する登記に対する準備しかしていないからであり,

     商業登記法の記述式問題の時間が足りないのは,択一式問題又は不動産登記法の記述式問題に時間をかけすぎたからであり,

     商業登記法は,何も悪くない。

     だから,僕は,商業登記法の記述式問題を不遇の科目と呼ぶことにしています。時々ね。

     商業登記法は,多くの受験生の方にとって,上記のような科目なので,登記不可事項が攻略できれば,好きな科目に変わるのではないかという期待が大きいと思われます。

     では,始めます。

     まずは,問題を再掲。

    【問題】 以下の文章の空欄に適切な語句を挿入し,文章を挿入せよ。
     商業登記法の記述式問題の登記不可事項は,おおむね[     ]で構成されているため,登記不可事項を検討する際には,[      ][      ][      ]を,この順序で検討するべきである。



     商業登記法の記述式問題の登記不可事項は,おおむね決議関係の瑕疵で構成されています。皆さんが今までに解いた問題を振り返ってみてください。

     決議関係の瑕疵とは,株主総会で決議しなければならない事項を取締役会で決議していたり,取締役会で決議しなければならない事項を定款の定めがないのに株主総会で決議していたりといった決議機関の誤りや,決議内容が法令に違反していたり,必要な決議要件を充足していない場合です。

     まあ,こんなことは,客観的に記述式問題を振り返れば,誰にでも分かることです。

     じゃあ,皆さんは,記述式問題を解く際に,どのようなことを考えながら,解いていますか?

     決議関係の瑕疵が多いのだから,そこに集中しましょう。

     すなわち,決議機関決議内容決議要件を,この順序で検討するのです。

     すべての決め事(株主総会,種類株主総会又は取締役会の決議,取締役の過半数の一致)について。

     いいですか。すべての決め事についてですよ,決議機関決議内容決議要件を検討するのは。

     これを丁寧にやれば,登記不可事項のほとんどに気付くことができるはずです。

     あと,以下は,いかにも予備校的なテクニックですが,記述式対策講座の姫野クラスなら,常識となっていることです。

     1 決議の成否を問う問題においては,決議機関決議内容よりも,決議要件で勝負。

     2 決議の成否を問わない問題(決議は全部全員出席満場一致)においては,決議要件ではなく,決議機関決議内容で勝負。

     これ以上書くと,僕の受講生さんに怒られそうなので,これぐらいにしておきます。

     では,また。


     ↓ 登記不可事項が攻略できた皆さん,クリックお願いします!!!心はがむしゃらで良いと思います。でも,記述式問題を解く際の作業はとにかく丁寧に。この「丁寧」の具体的内容が,今日の内容です。
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