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    登記オリンピック2008 ⑤
     こんばんは☆

     登記オリンピック2008 ⑤です。

     今回は,飛ばしてしまっていた平成20年度午後の部第13問です。



     第13問は,登記識別情報の通知に関する問題ですが,記述式問題対策をする場合は,登記識別情報の『提供』の問題にする必要があります。

     すなわち,ある登記をした場合に登記識別情報が通知されるということは,次にする登記においては,当該登記識別情報を提供しなければならないからです。

     ということで,皆さんは,登記識別情報の提供に問題にして押さえておいて下さい。

     


     ところで,登記識別情報の通知に関しては,以下の重要先例があります。これはまだ未出の先例なので,とっても注意が必要です。

      

     被相続人への所有権の移転の登記が未了のまま被相続人が死亡したため,相続人から当該登記の申請がされた場合に,同登記が完了したときは,申請人である相続人に対し,登記識別情報を通知すべきである (先例平18.2.28-523)。



     この先例は,登記識別情報を通知するための要件である,

     ① 登記名義人となること。
     ② 申請人であること。

     のうち,①の要件を欠くにもかかわらず,登記識別情報が通知されるとしたものです。

     では,当該相続人が,当該不動産を売却した場合,平成18年先例が通知されるとした登記識別情報を提供するのでしょうか?

     提供しませんね。

     当該相続人がその後相続登記を申請した場合,当該相続人には新しい登記識別情報が通知されますので,当該相続人が,当該不動産を売却した場合は,その新しい登記識別情報を提供することになります。

     添付情報において,提供する登記識別情報を特定する問題が出題された場合のためにしっかり押さえておいて下さい。

     『提供する登記識別情報を特定する問題』

     何となく新しいですね(笑)

     では,また☆

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