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    このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    記述式問題における『論点』

     こんばんは。

     毎日更新の目標がもう昨日で達成できなくなってました。

     遊んでいるわけではなく、まだ記述式対策講座[理論編]の商業登記法のレジュメを作成していたからです。

     平成14年に合格してからも、毎年入手できる記述式問題は全部解いていますが、何問も解く中で生まれてくる感覚的なものを形にしたい。

     そう思って思いつくままに、レジュメを作成しています。

     いつもは、全体の構成を考え、丁寧な項目を立ててから作っていますが、今回は、初めてそういう作業をせずに、思いつくままに、作っています。




     先日書いた僕の記述式論の続きを書いてみます。

     先日書いた記事は、かなり僕の性格というか好みが出ていますが、今回は、結構真面目です。

     今回のテーマは、「記述式問題における『論点』」です。 




     いつも講義で言っていることですが、

     記述式問題は、『問題文あっての論点』ではなく、『論点あっての問題文』です。

     そのため、『論点』は、それを構成する『要素』に分解され、問題文の各所に配置されています。

     そして、記述式問題を解くに当たっては、その分解され配置されている論点を再構成し、論点を作り上げる作業であるといえます。

     僕は、記述式問題を、このような性質のものと捉え、レジュメを作成するに当たっては、論点の概要だけを示すだけではなく、『この論点が出題された場合に、最も気付きにくい問題文は、このような問題文である』というように、いわゆる出題パターンを示すこととしています。

     僕が言うにもなんですが、これが本当にめんどくさい作業です。

     なぜなら、論点の説明のために、記述式問題を作っているようなもんですから。

     でも、そういうレジュメが受験界には絶対必要です。

     択一式対策に、インプットとアウトプットがあるように、記述式対策にも、インプットとアウトプットがあるはずです。

     それを知ってか知らないかは分かりませんが、予備校は、記述式対策=アウトプットとして、演習の講座だけを設定し、その問題数の多さを自慢していたように思います。

     僕は、そういう予備校の現状を、潰します。

     これまでも、旧姫野クルゼにおいて、インプットを重視した記述式対策を行っていましたが、まだまだ予備校の現状を潰すには不十分でした。

     でも、来年開講する記述式対策講座では、それを必ず潰します。

     話を戻します。

     出題パターンまで含めた論点の理解があれば、闇雲に演習をしなくても、落ちない答案どころか、満点又はそれに近い答案を作成することができます。

     僕は、そういう考え方なので、基本的に、同じ記述式問題を繰り返し解く意味はないと考えています。

     記述式問題って、択一式問題とは異なり、初見が凄く大切です。

     なぜなら、初見で論点を発見できないということは、出題パターンを意識して論点を押さえていないことになるからです。

     解答例や解説を見て、論点やそれが分解された要素、配置まで知った上で再度その問題を解いても、もう二度と論点を発見する訓練にならないのです。

     皆さんの記述式対策は、どうですか?

     記述式で不合格になった方は、『問題をもっと解かなければ!』と思っていませんか?

     僕の経験からすれば、厳しい言い方ですが、それは、また不合格になる受験生の考え方ですよ。

     何も僕の講座を受講しないと合格できないと言っているわけではありません。

     記述式問題における『論点』の意味をちゃんと理解して欲しいんです。

     例えば、商業登記法の択一式の過去問を演習する場合には、申請書を作成してみるだけではなく、記述式化しましょう。

     その『論点』を構成する『要素』がどのように問題文に『配置』されているのか?

     それを逐一考える作業をするだけで、皆さんの記述式問題を解く能力は格段に向上します。

     長くなりましたが、今回は、これぐらいで。

     では、また。

     僕の記述論が好評であれば、次のテーマ、『論点検討作業と答案作成作業の分離』を書こうと思います。


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