このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    憲法の対策

     こんばんは。

     予告どおり、憲法の対策について書こうと思います。

     いつもの僕なら、人権は判例、統治は条文で、あと推論問題をしておきましょうといった感じのざっくりした対策の紹介しかしないのですが、最近はここ数年で一番仕事が落ち着いているので、気合い入れて憲法の対策を説明したいと思います。

     憲法という科目は、ある程度準備しないと得点することができません。これは、推論問題が出るという点からもそうですし、最近の判例の結論だけでなく判旨の一部を問うような問題や学者本しか書かれていないことが問われている点からも明らかです。

     『いえ、毎年取れてる。』って方は、(厳しい言い方をしますが)憲法で点数が取れていることを自慢する暇があったら、他の科目でもちゃんと点数とって合格してください。旧・新司法試験を勉強されていた方は、憲法で満点取って当たり前ですし、そうでないのに満点取れている方は、実力かなりありますから、(上記では厳しい言い方をしましたが)他の科目でもその実力を発揮してください。絶対できるはずです。大丈夫。

     これに対して、憲法に何らかの不安が残る受験生の方。その不安こそが、真剣な受験生の証であり、健全なものです。そして、その健全さは勉強に反映すべきです。そうです、憲法については、他のマイナー科目よりも少し力を入れて勉強しておきましょう。

     じゃあ、何をすれば良いのか?

     絶対分かっているのにどの予備校も大きな声で言わないのは(小さい声でも言いませんが。)、憲法の出題のネタ本の中心は、以下の本であるということ。内容的なはもちろんのこと、問題文の表現においても、類似する箇所がいっぱいです。特に、平成22年度第1問の法の下の平等に関する問題なんて、『出展書いておいた方が良いのでは?』と心配になるぐらい類似します(たぶん許可取っているでしょうが。)。




     ネタ本といっても、上記の本を受験生は読むべきではありません。大変ですし、出題範囲を超えてしまいます。

     でも、出題される可能性がある論点については、しっかり準備しておく必要があります。

     やはり、皆さんがいつも使っている憲法のテキストをベースとして、答練・模試で論点を補充しておくことが良いと思います。

     僕の本なら、以下の本。他の憲法のテキストとは異なり、推論問題対策や判旨問題対策に完全対応していますが、ちょっと分量が多いのが弱点です。僕自身、圧縮方法を考えており、それは、択一式対策講座【理論編】憲法・刑法のレジュメ作成で実現します。

     
     そうそう、過去に出した電子書籍で最近アップデートしたものがありました。

         憲法の出題実績と重要論点の列挙

     この電子書籍は、全4枚で、憲法の出題実績のほか、憲法の重要論点を列挙しています。推論問題が出題されるとすれば、このレジュメに掲げられている論点からでしょうから、特に、答練・模試だけを受講して平成24年度司法書士試験に臨む受験生の方など、『論点漏れ』が心配な方は、是非このレジュメを手元に地図のように置いて、憲法の対策を進めてください。

     判例の対策をどうするのか?

     多くの受験生の方は、判例付き六法の読み込みだと思いますが、結論だけ知っていても対応することができない近年の問題においては、いかにその読み込みを行っても、点数が取れない可能性が少し高いです。

     じゃあどうすれば良いのか?判例集読まなければならないのか?

     僕は、判例百選のほか、最高裁判所判例解説とか、最高裁時の判例とか、そういうのを読んでいるのですが、自分で読んでて強く強く思うのは、司法書士試験対策としては無意味だということ。読んでて面白いのですが、重いんですよね…。

     だから、そんなとき僕は、以下の判例集を読みます。軽くて、薄くて(そんなに薄くはないのですが。)、分かりやすいです。内容は、判例付き六法の延長であり、何より、事案が書かれているので、内容がイメージしやすいです。とても良い本なのですが、中古で買えばめちゃくちゃ安く買えます。お正月とか細切れ時間とかにいかがでしょうか?



     そうそう、あと憲法の対策として、他の科目と同様、過去問の演習が外せません(過去問の分析はできなくもないのですが、する必要があまりありません。)。

     これは、まだ9年しか出題されていない憲法において、既に2回も同一の論点を題材とする推論問題等が出題されているからです。私人間における人権の保障に関するH15-2・H19-1と、内閣の法律案提出権の有無に関するH17-3・H23-2です。

     憲法の過去問についても、電子書籍作りました(正確には、アップデート)。憲法の過去問集を選定するポイントは、同じ論点の再度の出題に備え、解説の冒頭にその論点全体の説明がされているか否かです。テキストに論点の解説が詳しく掲載されている場合を除き、必ずされているものを選んでください。
     
         平成24年度対策 司法書士試験の過去問【憲法】

     では、また。


    【現在進行中の企画】
    <絶対会社法>
     絶対会社法 第1回
     絶対会社法 第2回
     
    【真正面から平成24年度対策の電子書籍】
    □ 平成24年度対策 司法書士試験の過去問【憲法】
    □ 憲法の出題実績と重要論点の列挙
    □ 過去問分析の方法論 会社法・商業登記法 Ⅲ [平成18年度分] 
    □ 過去問分析の方法論 会社法・商業登記法 Ⅲ [平成19年度分] 
    □ 過去問分析の方法論 会社法・商業登記法 Ⅲ [平成20年度分] 
    □ 平成24年供託規則の一部改正の解説
    □ 平成23年民訴法及び民保法の一部改正の解説
    □ 平成24年度対策 司法書士試験の過去問【会社法及び商法】(平成18年度以降)
    □ 平成24年度対策 司法書士試験の過去問【商業登記法】(平成18年度以降)
    □ 会社法施行後の判例集(平成23年9月12日版)
    □ 平成24年度対策 商業登記法の記述式問題における申請代理不可事項
    □ 民法等の一部を改正する法律(児童虐待防止のための親権に係る制度等)の解説
    □ 平成24年度対策 法人法基本通達完全対応問題集
    □ 動産・債権譲渡特例法のポイント
    □ 平成24年度対策 記述式問題【答案作成上の注意事項集】

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