このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    教えて!松井先生!(1)
     こんばんは@自宅です。

     今日は,講師室で,ツッチーこと土屋先生からある質問を受けたところ,理解していたつもりが理解しておらず,いえ,違いますね,理解はしているのですが,その理解ととある重要文献との整合性が取れない事態に陥りました。

     一応,全力で調べましたが,実務上の注目は,(今はもうないのかもしれませんが),別のところにあったため,整合性が取れる説明を見つけることができませんでした。

     と,抽象的な話をしてしまいましたが,今回の記事は,

     商業登記ハンドブックの著者で,平成25年度司法書士試験の試験委員でもある,松井信憲先生への質問です。



     商業登記ハンドブック(第2版)439頁『(ア) 上記①の要件(予選の場合に限る。)』の部分に,

    (ここから引用)

     例えば,5名以内の監査役を置くという定款の定めのある監査役会設置会社において,5名いた監査役のうち1名が死亡し,1名を補充する場合等)には,従前の解釈と同様に,これを補欠監査役とみることはできず,任期を法定の任期より短縮することはできない(相澤・論点解説305頁)。』


    (ここまで引用)

     と書いているのですが,

     相澤・論点解説305頁に書かれていることは,補欠に該当するかの判断基準なのであって,上記の例だと,法律又は定款で定めた監査役の員数を欠くに至っていないため,任期の短縮ができるとかできないとかそういう問題ではなくて,そもそも就任できないのではないでしょうか?

     まあ,ご回答をいただけるとは思っていませんが,単純な知的好奇心をくすぐる内容として,皆さんと情報を共有したく,書いてみました。

     それにしても,補欠の監査役の論点は,奥が深い。

     予選か選任か,補欠としての選任か否か,任期短縮の定めの有無など,色々な要素を組み合わせて,任期満了退任時期を判断する必要があります。

     僕も結構混乱したことがありましたが(僕だけじゃないはずです,実務も混乱したと思います。),今は,『要は,全パターン分かれば良いんでしょ?』という考えの下,記述式対策講座・商業登記法において,全パターンとそれぞれのパターンに対応した問題を演習していただくことで,補欠の監査役の論点につき,絶対的な自信を持っていただけるようにしています。

     受講される予定の皆さん,お楽しみに。

     では,また。

    にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ
    にほんブログ村


    【電子書籍】
    □ 平成25年度対策 法人法基本通達完全対応問題集
    □ 平成25年度対策 司法書士試験の過去問【憲法】
    □ 平成25年度対策 司法書士試験の過去問【会社法及び商法】(平成18年度以降)
    □ 平成25年度対策 司法書士試験の過去問【商業登記法】(平成18年度以降)

    【過去問解析講座】
     過去問解析講座【ガイダンス】
     過去問解析講座(1)
     過去問解析講座(2)
     過去問解析講座(3)

    【平成25年度の記述式問題対策】
     平成25年度の記述式問題対策(1)
     平成25年度の記述式問題対策(2)
     平成25年度の記述式問題対策(3)
     平成25年度の記述式問題対策(4)
     平成25年度の記述式問題対策(5)


    スポンサーサイト