このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    アホな受験生
     こんばんは。

     近年,司法書士試験における刑法の出題の中心は,『判例』です。

     すなわち,問題文導入部に「判例の趣旨に照らし」との文言がある問題ばかりが出題されています。

     そこで問われる判例の中には,大審院の判例や下級審の判例がありますが(下級審の判例が問われる科目ランキングでいえば,刑法が第1位です。),やはり,出題の中心は最高裁の判例です。

     じゃあ,最高裁の判例をできるだけ覚えて,刑法は満点取ろう。

     そう考えるのも,おかしいことではありません。

     でも,今とは少し出題傾向が異なる一昔前に,最高裁の判例についておかしなことを考えた一人の受験生がいました。

     今回は,その受験生の話です。泣かないでね。




     この受験生,勉強量は十分であり,成績も良い方なのに,合理主義者というか,さぼり魔。

     数多くの最高裁の判例を一気に覚えるべく,最高裁の判例の『核』を探しました。

     そして,その『核』として,以下のように考えました。

     1 日本の有罪率は異常なほど高い。99.9%ともいわれる。
     2 最高裁は,事実認定を行わないし,ただでさえ低い無罪率,最高裁で無罪になるとは考えにくい。

     以上により,最高裁の判例を知識を問う問題は,すべて『有罪』の方向で解答すれば良いのではないかという仮説を立てました。

     問題は,どうやって最高裁の判例であるかを見極めるかどうか。

     この部分の解決は,楽観的。

     大審院の判例は,当たり前だが,古い。古いのに今なお残っている大審院の判例は,数が少ないはず。そのため,大審院の判例は,過去問にあるものを完璧にしておこう。そして,大審院の判例を覚えれば,残りは最高裁だから,上記のやり方でいけるだろう。

     あれ? 下級審の判例のこと忘れてない?

     アホな受験生ですから,ここは,考えないことにしたようです。

     もう早く,この仮説を検証したくてたまらない。

     早速,過去問集開いて,基本的に『有罪』の方向で解答していきます。するとどうなったか?

     皆さんなら,分かりますよね?

     刑法の問題は,被告人の有罪か無罪かを問う問題ではないのです。

     被告人の行為が問題文に示された罪名と一致するかが,その出題の中心です。

     したがって,上記の仮説が正しいわけはないのです。いや,有罪か無罪かを問う問題であれば,正しいかも。

     ともかく,試験に通用しないことに納得したその受験生は,真面目に刑法の勉強することにしたようです。




     アホでしょ?

     めっちゃアホでしょ?

     たしかにアホですよ。

     でもね,上記を思いついた年にちゃんと合格して,ずっと講師やってます。

     そう,アホ受験生な僕がいまや講師なんですから笑,アホなことを考えない皆さんは,絶対合格できるはずですよ。

     ただね,アホなこと考えるのって,めっちゃ楽しいんです笑

     90%疑いながらも,『もしかしたら,この方法で行けるなんじゃないか!?』ってのを思いついた時と検証する直前の気持ちは最高です。

     検証に失敗すると,90%疑っていたくせに,凹みますが…。 

     では,また。

     そこに,抜け道などなく,でも,回り道はしない。真正面から強行突破@姫野司法書士試験研究所

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