このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    直前期における記述式問題対策(4)

     こんばんは。

     やっと雨が止みました。

     直前期における記述式問題対策(1)
     直前期における記述式問題対策(2)
     直前期における記述式問題対策(3)

     (4)の内容に入る前に,今までの確認をしておきます。

     1 不動産登記の記述式問題で出題される論点は,それほど難しくなく,また,択一式問題の過去問にある論点から出題される可能性がかなり高い。おまけですが,区分建物に関する登記や判決系の登記は,要注意!
     2 商業登記の記述式問題で出題される論点は,会社法のトピック的な論点から出題され,これは択一式問題でも出題されたことがないものである可能性が高いため,テキストが対策の中心となる。

     今回は,記述式問題を解く感覚について。
     
     前に少しだけ触れましたが,受験生の方の誰もが行う直前期における記述式問題対策として,演習したことがある問題の再演習があります。

     この対策は,記述式問題を解くという一般的な感覚が鈍らないようにするために行うものだと思いますが,本当に,この目的しか達成できません。

     というのも,本試験の現場は,まさに未知との遭遇であり,ここでいう『未知』とは,論点に関する悩みよりも,形式や量に関する悩みです。これにいかに立ち向かうかが現場においては重要となるため,本当に鈍らせてはならないのは,一般的な記述式問題解答感覚ではなく,未知の問題を捌く感覚です。

     何が言いたいのかというと,過去に演習したことがある問題を,もったいつけて長々と時間使って再演習する作業は,あまり役立たないってことです。今までに1回以上演習したことがある問題ですから,さくっと論点と記載を確認すれば,一般的な記述式問題解答感覚はよみがえります。完璧に仕上げる必要などありません。その問題ができても合格できるわけではないし,逆に,その問題ができなくても合格できるからです。

     これに対して,未知の問題を捌く感覚は,新作問題でないと鈍ってしまう,というかそもそも養えないので,これから皆さんが数回は受講することになるであろう答練や模試の問題が非常に重要な意味を有するということになります。

     一応念の為に申し上げておくと,これから解く新作問題の数が多い=未知の問題を捌く感覚がより養われる,ということではありません。

     自分は未知の問題を見た瞬間どう感じるのか,また,どういう手順で解くのか等を確認することが重要ですので,答練や模試の現場における初見をめっちゃくちゃ大切にしてください。答練や模試の時間が終わり,自宅に持ち帰ったその問題の意義は,この感覚を養うという意味でいえば,90%ぐらい価値は失われています。逆にいえば,初見時の価値は,問題のレベルにあまり関係なくかなり価値が高いです。

     基本的に記述式問題対策の講座は好きなので,またまた話が長くなりました。

     まとめておきます。

     記述式問題を解く感覚には,2種類ある。一般的な感覚と未知の問題を捌く感覚である。
     前者は,問題の再演習をできるだけスピーディに行うことによりキープする。
     後者は,答練や模試における新作問題を,答練や模試の現場で全力処理することにより,研ぎ澄ませる。

     後者は前者を兼ねるところはあるので,後者の方が重要ですが,答練や模試の現場で闇雲に解いてもその感覚は研ぎ澄まされないので,どうやって解けば研ぎ澄まされるのかをちゃんと考えておく必要があります。

     この部分をがっちり固めれば,本試験の記述式問題は,その延長線上にあります。しかも,結構近い延長線上に。

     ここで宿題。

     皆さんが仮に予備校講師として記述式問題の講座を担当するとして,自分の解法を分かりやすく説明してください。



     ポイントは,その方法が合理的かはどうでも良いということです。大切なことは,他にあります。

     平成25年度の記述式問題で失敗したくない受験生の方は,本当に真剣にこの宿題に挑んでください。

     では,また。明日から渋谷出張なので,続きは,明日の夜渋谷からお送りします。それまで頑張ってね!  

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