このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    未出事項の怖さの所在(1)
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    ※ 他にも色々あるのですが,また今度詳細に説明させてください!




     こんばんは。

     ごく最近は,不動産登記法ばかり勉強しています。

     特に良いのは,『登記情報』の前身である『登記先例解説集』。

     でも,今回の話題は,不動産登記法ではない笑

     


     今回の話題は,未出事項の怖さの所在。

     未出事項の怖さは,どこにあるのかという話です。

     まず,当たり前のことを確認しましょう。

     未出事項の怖さは,その出題にはありません。どういうことかというと,未出事項は,必ず出題されます。あえて誤解を恐れずにいえば,とんでもない未出事項が出題される予感ありです。

     でもね,これって毎年のことです。

     僕は,毎年とんでもない未出事項が出題されると予想し,現にとんでもない未出事項が出題されます。出題されて当たり前のことなので,もう予想とはいえませんね。
     
     皆さん,知らないことが問われたらどうしようって不安だけは,不安の中で最も感じる必要がない不安ですので,まず捨てましょう。

     とんでもない未出事項は,必ず出題されます。




     この時点で,『とんでもない未出事項』が気になって仕方がない。

     具体的な判例等でないにしても,中上級講座専門の姫野が『とんでもない』と評する未出事項が知りたいって受験生の方,いらっしゃるのではないでしょうか?

     大丈夫,こちらとしても,そこ訊いて欲しいところです。

     じゃあ,いきましょう。

     僕が『とんでもない未出事項』と評するものの具体例です。

     問題化するので,絶対考えてみてください。

     

     訴訟上の相殺の抗弁に対して,相殺を再抗弁として主張することは,許されない。





     正誤は,いかがでしょう?

     『はいはい,あの判例ね!』

     ということで,『◯』と判断した皆さん,あえて言いましょう,『めっちゃ危険』です。

     正解は,『☓』です。

     細かい解説は避けたいところですが(直前期だから。),ちょっとだけ。

     相殺の抗弁には,訴訟上のものと訴訟外のものがあります。

     前者は,法廷で初めて相殺の抗弁を提出するような場合,後者は,法廷外で相殺の意思表示をして(相殺は形成権なので,別に法廷で主張する必要ありませんから。),それを抗弁として提出するような場合です。

     そして,上記の問題の題材である最判平10.4.30が,再抗弁としての提出を禁止したのは,訴訟上のものだけであって,訴訟外のものは禁止されません。いえ,むしろ,訴訟外のものを提出することができることなどを理由として,訴訟上のものの提出を禁止しています。

     だから,上記判例の要旨は,

     訴訟上の相殺の抗弁に対し訴訟上の相殺を再抗弁として主張することは,許されない。

     というもの。

     さて,ここからが本題。

     僕は,なぜ最判平10.4.30をとんでもない未出事項と考えるのか?

     特に,上記の問題に対して,見た瞬間『あの判例だ!』と考え,直前期におけるご自身の仕上がりにちょっと満足してしまった受験生の皆さん,必ず考えてみてください。

     合格のために大切なことは色々ありますが,僕がとんでもない未出事項と考える理由は,本試験の現場においてかなり重要なものです。

     といっても,このブログを観ていただいている受験生の方であれば,簡単に分かると思います。もちろん,分からなくても大丈夫,明日答えいいます。でも,明日の晩まで,空いた時間で良いので,考えてみてください。考えて考えて分からない場合に知らされた解答は,すぐに皆さんの血となり肉となるからです。

     ↓ 『お前,またあの話か!?』と思った受験生の皆さん,クリックお願いします!また,早く答えが知りたいって受験生の方もクリックお願いします!なお,この時期に宿題を出したのは,今までの宿題と重要度の次元が異なるところ,ぜひとも考えていただきたいからです。 
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