このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    平成26年度司法書士試験の分析(1)ー午後の部第15問ウ【追記あり】
     こんばんは。

     分析の第一歩は,自己採点。

     ということで,僕も,各予備校の解答速報の内容を確認しながら,自己採点をしているのですが…。

     午後の部で納得できない部分が。

     まあ,今手元に資料もなく,また,僕以外誰も気にしていないかもしれませんが,自分用に一応書きとどめておきます。ただ,内容は,保証できません。

     午後の部第15問の正解は,各予備校「3」ですが,僕は「2」と考えます。

     この違いを生むのが,おそらく設問ウ。

     設問ウの「賃借人の死亡時に賃貸借終了」の旨の定めは,権利の消滅に関する定めではないため(昭38.11.22民事甲3116号),そもそも所有権の登記名義人Bは単独で当該賃借権の設定の登記の抹消を申請できないのではないか?

     その理由は,次のとおりです。

     ・ 設問ウは,「当該登記について」と表現しており,上記の定めが賃借権の設定の(主)登記の中の一登記事項であるように表現している。要は,上記定めは,付記登記でされていないってこと。平成26年度の問題は,第18問ウを見れば明らかなように,付記登記なら付記登記と書いています。

     ・ (ここが資料がなくて不確かなのですが)抵当権の消滅に関する定めは,「抵当権者が死亡した時に抵当権は消滅する」なので(登記記録例358),賃借権の消滅に関する定めは,「賃借権者が死亡した時に賃借権は消滅する」なのでは?そうすると,上記の定めは,権利の消滅に関する定めではない。

    【追記】
     「賃借人の死亡時に賃貸借終了」の旨の定めが登記されるのは,終身建物賃借権ですね(登記記録例295)。
     終身建物賃借権に関しては,高齢者の居住の安定確保に関する法律に規定されており,同法律の施行に伴う不動産登記事務の取扱いについて(平13.8.3民二1853号)が登記手続を明らかにしていますが,どこにも当該定めに基づいて単独で当該賃借権の登記の抹消を申請できるとは書かれていません。

     
     う〜ん,悩ましい。
     でも,書いておきながらなんですが,おそらく僕の考えすぎです(笑)

     
     では,また。

      
     ↓ ネタバレは事前告知せよと思った皆さん,クリックお願いします!!ごめんなさい…。
    にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ
    スポンサーサイト