このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    続・別紙の名称と申請すべき登記
    【新刊】


    関連記事:無敵の司法書士 2014年 本試験完全解説




     こんばんは。

     今回は,別紙の名称と申請すべき登記について。

     このブログの熱心な読者な方であれば,「あれ?どこかで見たタイトルだな。」と思ったかもしれません。

     その通りです。
     
     僕は,前に以下の記事を書きました。


     別紙の名称と申請すべき登記


     要は,別紙の名称に惑わされて申請すべき登記を間違わないようにしようということです。


     この言葉は,一定の受験生の方にとっては,頭の痛い話です。


     そう,

     平成26年度司法書士試験の不動産登記法の記述式問題では,


     別紙6の根抵当権解除証書を提供して,弁済を登記原因とする根抵当権の登記の抹消を申請する


     という論点(論点と呼ぶかはさておき)が出題されていました。

     
     土屋先生によると,実務上はこういうことがあるそうです。


     でも,そういうことではなく,上記別紙の名称と申請すべき登記にあるように,字面をちゃんと読むという法律の勉強以前のことを徹底できるかが重要です。


     ところで,試験委員は,なぜ,別紙6の根抵当権解除証書を提供して,弁済を登記原因とする根抵当権の登記の抹消を申請するという論点(論点と呼ぶかはさておき)を出題したのでしょうか?

     実務上あることだから?

     字面をちゃんと読めかを試したかったから?


     いや。


     もしかしてだけど~もしかしてだけど~試験委員の頭にはもう一つストーリーがあったんじゃないの!?


     本問の甲土地の1番根抵当権の元本の確定が根抵当権者株式会社X銀行(商号変更により株式会社ABC銀行になる。)の物上代位による差押えではなく,Vファイナンス株式会社の差押えによって生じたと勘違いした受験生は,当該1番根抵当権は平成26年6月7日午前零時に確定すると判断するため,本問における当該1番根抵当権の登記を抹消の登記原因を,「弁済」ではなく「解除」とする。 




     このように,物上代位による差押えが元本の確定事由であることを正確に覚えていない受験生をはめるために,別紙6の根抵当権解除証書を提供して,弁済を登記原因とする根抵当権の登記の抹消を申請するという論点(論点と呼ぶかはさておき)を出題したのではないか?

     
     このような解釈で,


     いいじゃないの?  →  ええんとちゃうん?

     ダメよ〜ダメダメ。  →  あかん,絶対あかん。


     では,また。


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    【平成27年度司法書士試験対策】

     記述式問題の分析のアプローチ(1)
     記述式問題の分析のアプローチ(2)の予告
     記述式問題の分析のアプローチ(2)

     平成26年度司法書士試験の分析(1)ー午後の部第15問ウ【追記あり】
     平成26年度司法書士試験の分析(2)ー午後の部第36問(不動産登記法の記述式問題)
     平成26年度司法書士試験の分析(3)ー全般【追記あり】【再追記あり】
     平成26年度司法書士試験の分析(4)ー全般
     平成26年度司法書士試験の分析(5)-【速報版】民法の過去問からの出題数
     平成26年度司法書士試験の分析(6)-午前の部第28問エ
     平成26年度司法書士試験の分析(7)-試験上の注意事項と携行品
     平成26年度司法書士試験の分析(8)-午後の部第7問ウ【追記あり】
     平成26年度司法書士試験の分析(9)-本試験分析セミナーのレジュメ作成等
     平成26年度司法書士試験の分析(10)-本試験の現場における比較問題対策
     平成26年度司法書士試験の分析(11)-午後の部第37問(商業登記法の記述式問題)
     平成26年度司法書士試験の分析(12)-本試験分析セミナーのレジュメ 
     平成26年度司法書士試験の分析(13)-午後の部第36問(不動産登記法の記述式問題)
     平成26年度司法書士試験の分析(14)-午後の部第37問(商業登記法の記述式問題)

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