このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    「別段の決議」の解釈(1)
    【新しい電子書籍】


    NEW!!! 平成10年~平成26年までの民法の重要判例をすべて示しています。すべての問題について一問一答形式の設問付きです。
       民法の重要判例[平成10年-平成26年]


    * この電子書籍の紹介については,この記事をご参照ください。


    □ 平成26年会社法改正基本通達完全対応問題集
    □ 商業登記規則等の一部改正の解説  
    □ 商業登記規則61条2項~4項の解説
    □ 平成26年会社法等一部改正の解説
    □ 平成26年会社法等一部改正一問一答問題集




     こんばんは@自宅です。

     今日は,記述式対策講座・商業登記法【理論編】第5回と【実践編】第1回の講義でした。

     そうなんです。記述式対策講座・商業登記法も,【実践編】に突入です。

     論点別問題を通じて,論点を習得しつつ,合理的な解法をしっかり実践しましょう。




     【理論編】第5回のために,何度も脳内講義をしたのですが,どう考えても3時間でテキストの残りを全部説明することができなかったため,【実践編】と【実践総合編】に回すことにしました。

     そんな【理論編】第5回で最後に説明した論点に,(仮)会計監査人の論点があるのですが,ここで,改めて詳細に説明したいと思います。

     なお,仮会計監査人の論点に関しては,以下の記事でも解説していますので,ぜひお読みください。

     参考: 仮会計監査人を攻略する(2)【一部改訂】




     まずは,会計監査人の任期を確認しましょう。


    (会計監査人の任期)
    第338条  会計監査人の任期は,選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までとする。
    2  会計監査人は,前項の定時株主総会において別段の決議がされなかったときは,当該定時株主総会において再任されたものとみなす。
    3  前2項の規定にかかわらず,会計監査人設置会社が会計監査人を置く旨の定款の定めを廃止する定款の変更をした場合には,会計監査人の任期は,当該定款の変更の効力が生じた時に満了する。




     ここで取り上げたいのは,自動再任を阻むこととなる「別段の決議」(会社法338条2項)です。

     「別段の決議」について,平成27年度司法書士試験の試験委員でもあり,下記書籍の著者でも松井先生は,以下のように述べられています。




     会社法338条2項の「別段の決議」としては,現在の会計監査人について再任しない旨の決議のほか,後任として他の会計監査人を選任する旨の決議も含まれる(松井・ハンドブックP462)。




     以上を前提として,【問題】です。

     パーツだけの記述式問題となりますが,頑張って解答してみてください。


    【問題】


     以下の事実関係に基づき,申請すべき登記を挙げよ。

    答案作成上の注意事項:一般的な注意事項と同一

    別紙1:申請会社情報 平成26年6月25日 会計監査人A就任

    別紙5:定時株主総会の議事録
          平成27年6月28日 会計監査人としてBを選任(Bは就任を承諾)

    別紙8:司法書士の聴取記録 
          ・ 平成27年6月30日 会計監査人B死亡
          ・ 平成27年7月1日 監査役は仮会計監査人としてCを選任(Cは就任を承諾) 

         


     では,また明日。


     ↓ 会計監査人の論点をマスターしたい皆さん,クリックお願いします!!!僕が目指すブログ記事の水準は,講義と同等です。僕のTACにおける講義をブログで体験していただけると嬉しいです。
    にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ
    にほんブログ村

    スポンサーサイト