このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    区分建物の罠(2)
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     こんばんは。

     お待たせしました。

     続きをやりましょう。

     
     区分建物の罠(1)


     現在,どの予備校でも,敷地権付き区分建物についての所有権の保存の登記を申請する問題の出題可能性が高いといわれていると思います。

     そして,この『「敷地権付き区分建物についての所有権の保存の登記を申請する問題の出題可能性が高い」と考えられていること』が,を作り出しているのです。


     の数は,2個です。


     


     皆さんは,別紙1として示された不動産情報が,以下の全部事項証明書(抜粋)であった場合(注),どのような登記を申請すると考えますか?

    (注) この全部事項証明書(抜粋)は,平21.2.20民二500号(登記記録例通達)をキャプチャしたものです。←ページが2ページに渡っていることの言い訳です。

     本気で考えてみてください。


    kubun1.png


     

     所有権の保存の登記がされていない。

          ↓

     「専有部分」という単語が登場している。

          ↓

     敷地権付き区分建物についての所有権の保存の登記を申請する問題の出題可能性が高いらしい。

          ↓

     敷地権付き区分建物についての所有権の保存の登記を申請する。




     アウトッ!!!



     上記の建物は,たしかに区分建物ですが,敷地権付きではありません


     敷地権付き区分建物に係る全部事項証明書(抜粋)は,次のとおりです。


     kubun2.png





     基礎講座でも勉強しますが,敷地権付き区分建物の表題登記には,


     敷地権の表示
     

     が登記されます。


     そして,ちゃんと敷地権の表示が登記されている上記の建物は敷地権付き区分建物であり,敷地権付き区分建物についての所有権の保存の登記を申請します



     そう,区分建物のの1個目は,


     敷地権付きでない区分建物なのに,敷地権付き区分建物として所有権の保存の登記を申請してしまうこと


     です。

     
     平成18年度の不動産登記法の記述式問題において,どう考えても所有権の保存の登記を申請する場面なのに,相続関係が少し複雑であっただけで相続登記を申請した受験生の方が続出しました。


     こういう脆さの露呈は,他人事ではありませんよ。


     所有権の保存の登記と相続登記を間違えるわけですから,敷地権付き区分建物とそれ以外の区分建物の間違いは普通によくあることでしょう。


     皆さんは,絶対に見間違えることがないようにお願いします。
      

     では,また。


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