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    【過去問分析入門】平成27年度午前の部第12問から過去問分析を学ぶ。
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     こんばんは@渋谷です。

     今日も無事に講義を終えることができ,大満足です。

     株券喪失登録もちゃんと説明しています。




     予告どおり,平成27年度午前の部第12問から過去問分析を学びましょう。 


    H27-am12.png


     まずは,過去問分析図を示しましょう。

     なお,この過去問分析図は,ブログのためにだけに作りました。普段の過去問分析の過程でこのような資料を作ることはありません。


     H27am12andH22am12.png


     平成27年度午前の部第12問(上記の過去問分析図の左)には,その作成の過程で,明らかに参考にされた過去問があります。

     それが,平成22年度午前の部第12問(上記の過去問分析図の右)です。

     まずは,問題番号。

     …。

     これは,偶然ですね。

     次に,「民法上の留置権」というテーマ。

     ここは,個人的に参考にされたと考えています。

     設問イからエまでは,明らかに参考とされているでしょう。

     同じ判例であることに加え,それが同じ順序で並んでいます。


     

     過去問の知識と同一の知識がどれぐらい出題されているのか?
     繰り返し出題される知識は何か?
     過去問の知識からして,今後出題される知識はどれか?




     これらの問いを探すのが,過去問分析です。

     だから,上記のほうに,同じ順序ってとこまでは気付く必要はないと思うのですが,僕ほど長く過去問と向き合えば,こういうことにも気付いてしまいます。

     でも,気付くことにより,試験委員の過去問への依存度が分かって,より「過去問を演習しよう!」って気になっていただくので,良いことだと思います。


     ちなみに,設問オは,平成14年度に出題された最判平9.7.3を題材とする以下の推論問題の知識問題化です。


     民法では,過去に推論問題として出題された判例がその後知識問題として出題されたり,逆に,過去に知識問題として出題された判例がその後推論問題として出題されることがあります。

     その実績は,次のとおりです。









     …。


     今,パソコン内のデータを探してみましたが,実績が見つからない(泣)

     最近,推論問題がそれ程出題されないで,全然使ってなかったデータですが,作成したものが消失しています。



     めっちゃ悲しい…。



     いや,これは一晩かかっても見つけなければ!!!


     ということで,今は,ぱっと思いつく範囲で。


     例えば,割賦払債務について,債務者が割賦金の支払を怠ったときは債権者の請求により直ちに残債務全額を弁済すべき旨の約定がある場合における残債務に関する最判昭42.6.23は,平成16年度午前の部第7問エで知識問題として出題された後,平成21年度午前の部第6問で推論問題化されました。

     また,債務不履行によって生ずる損害賠償請求権に関する最判平10.4.24は,平成13年度一次試験第4問で推論問題として出題された後,平成22年度午前の部第19問イと平成16年度午前の部第7問イで知識問題化されました。


     以上が,過去問分析入門です。


     もっともっと深い分析をすることもありますが,僕も,始めは「似た過去問あったかな~。」という軽い感じでは始めるので,皆さんも,ぜひ過去問分析を行ってみてください。


     では,また。
     

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