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    平成16年度午前の部第7問と禁断の出題
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     こんばんは。

     今日も更新が遅くなって,ごめんなさい。

     例の分析作業は,まったく手付かずです…。


       過去問の新しい分析事項(1)
     過去問の新しい分析事項(2)


     前の記事に,ご質問をいただきした。

     そのご質問の内容は,「平成16年度午前の部第7問は,禁断の出題ではないか?」というものです。


    H16-am7.jpg



     平成16年度午前の部第7問のうち,問題となる設問は,アです。

     「期限の定めのない貸金返還請求権は,当該債権の成立の時から相当の期間を経過した時である。」とする判例(大判大3.3.12)に従えば,アは誤りということになり,その結果,平成16年度午前の部第7問は,禁断の出題となります。


     しかし,平成16年度午前の部第7問は,禁断の出題ではありません


     これは,法務省は,アについて,以下のように述べているからです。


    ア ○:消費貸借契約において返還の時期を定めなかった場合,貸主が返還を求めるには,相当の期間を定めて催告を経ることを要する(民法591条1項)が,催告を経ていないことは借主の抗弁事項とされており,貸主の権利行使自体は契約成立後いつでもできるものとされている(大判昭和5年6月4日・民集9巻595頁)。


     

     上記の文章がどこに書かれているのか?


     予備校界で僕だけが持っている法務省が作成した過去問集に書かれています。


     なぜ僕だけが法務省が作成した過去問集を持っているのか?


     その入手ルートは,申し訳ありませんが,秘密です。


     ただ,その入手ルートは正規のルートであり,インターネットができれば,誰でも入手することができます(←ヒント)。


     まあ,ともかく,平成16年度午前の部第7問は禁断の出題ではなく,僕の過去問分析は,法務省作成の過去問集まで及んでいるということです。


     なお,一応念のため申し上げておきますが,平成16年度午前の部第7問アの正確な解説は上記のとおりですが,もし平成28年度において同じ趣旨の設問が出題された場合でも,その設問の判断は回避してくださいね。

     今の試験委員が,どの見解に基づいてその設問を作成したかが分からないからです。


     では,また。
      

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    コメント
    この記事へのコメント
    横入りすみません。
    私は合格ゾーンを使用しております。
    肢アの正誤は誤で解説は、
    期限の定めのない債権は、原則債権成立時から進行する。例外として、期限の定めのない金銭消費貸借契約による貸金債権は、相当な期間を定めた催告により返還請求ができ、催告した場合は、この期間の満了した時から消滅時効は進行する。催告がない場合、金銭消費貸借契約が成立してから相当の期間を経過した時に、消滅時効が進行すると解されている。契約成立後に直ちに催告をしても、その時から相当な期間を経過しない限り、「権利を行使することができる」とはいえないからである。

    となっております。また組み合わせではなく個数問題になってます。ご参考まで。ぜひ本屋さんで立ち読みしてみて下さい。
    こういう問題も時々あるのに満点近く取れって難しい試験ですね。
    2016/03/01(火) 06:30:58 | URL | 児島惟謙 #-[ 編集]
    Re: タイトルなし
    情報提供ありがとうございます!合格ゾーンの記載が一般的な解説ですよね。このような出題は厄介ですが,稀ですので,毎日の課題をこなしていきましょう。

    > 横入りすみません。
    > 私は合格ゾーンを使用しております。
    > 肢アの正誤は誤で解説は、
    > 期限の定めのない債権は、原則債権成立時から進行する。例外として、期限の定めのない金銭消費貸借契約による貸金債権は、相当な期間を定めた催告により返還請求ができ、催告した場合は、この期間の満了した時から消滅時効は進行する。催告がない場合、金銭消費貸借契約が成立してから相当の期間を経過した時に、消滅時効が進行すると解されている。契約成立後に直ちに催告をしても、その時から相当な期間を経過しない限り、「権利を行使することができる」とはいえないからである。
    >
    > となっております。また組み合わせではなく個数問題になってます。ご参考まで。ぜひ本屋さんで立ち読みしてみて下さい。
    > こういう問題も時々あるのに満点近く取れって難しい試験ですね。
    2016/03/01(火) 08:05:38 | URL | 姫野寛之 #-[ 編集]
    ありがとうございました(*^_^*)
    姫野先生お忙しい中御検討頂き、ありがとうございました。
    改めて章立てして御回答くださり、嬉しい限りです。
    法務省の見解も添えて頂いたのですっきりしました。
    この問題自体の解答としては、エとオが明らかに×の肢なので、正解を導くことは出来たのですが、肢の検討なさい、うーん、これ△だよね??となんとなくスッキリしなくて、ついつい質問してしまいました(-_^)

    確かに「民法591条第1項の催告は返還請求権行使の絶対必要条件ではなく請求を受けた債務者に抗弁を与えたものに過ぎない」と判例も言っていますので(大判大2・2・19)法務省の見解はもっともということになりますが、
    一般的に
    金銭消費貸借契約における消滅時効の起算点は「消費貸借契約の成立時より相当期間経過後」が通説である思い込んでいると、不正解となることになってしまいますね^_^;

    児嶋さんがご指摘くださった「合格ゾーン」も個数問題になっているところを見ると、
    「禁断の出題」ではないですがなんとなくモヤモヤした出題ではあるということでしょうか?
    児嶋さん、有用なご指摘、ありがとうございました。

    今後もこうした迷う問題は出るかと思いますが、多くの合格者が取れる問題を取りこぼさないようにして、是非合格点を勝ち取ることが出来るよう、がんばります(^-^)/

    お忙しい中、どうもありがとうございましたm(_ _)m
    2016/03/02(水) 17:50:11 | URL | rose #-[ 編集]
    Re: ありがとうございました(*^_^*)
    こちらこそ,問題提起ありがとうございました!過去問には,こだわりつつもこだわりすぎないという微妙な関係でいることが大切だと思います。

    > 姫野先生お忙しい中御検討頂き、ありがとうございました。
    > 改めて章立てして御回答くださり、嬉しい限りです。
    > 法務省の見解も添えて頂いたのですっきりしました。
    > この問題自体の解答としては、エとオが明らかに×の肢なので、正解を導くことは出来たのですが、肢の検討なさい、うーん、これ△だよね??となんとなくスッキリしなくて、ついつい質問してしまいました(-_^)
    >
    > 確かに「民法591条第1項の催告は返還請求権行使の絶対必要条件ではなく請求を受けた債務者に抗弁を与えたものに過ぎない」と判例も言っていますので(大判大2・2・19)法務省の見解はもっともということになりますが、
    > 一般的に
    > 金銭消費貸借契約における消滅時効の起算点は「消費貸借契約の成立時より相当期間経過後」が通説である思い込んでいると、不正解となることになってしまいますね^_^;
    >
    > 児嶋さんがご指摘くださった「合格ゾーン」も個数問題になっているところを見ると、
    > 「禁断の出題」ではないですがなんとなくモヤモヤした出題ではあるということでしょうか?
    > 児嶋さん、有用なご指摘、ありがとうございました。
    >
    > 今後もこうした迷う問題は出るかと思いますが、多くの合格者が取れる問題を取りこぼさないようにして、是非合格点を勝ち取ることが出来るよう、がんばります(^-^)/
    >
    > お忙しい中、どうもありがとうございましたm(_ _)m
    2016/03/02(水) 23:55:15 | URL | 姫野寛之 #-[ 編集]
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