このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    「申請情報化」と「記述式問題化」
     【お知らせ】 

    1 2016年度本試験分析セミナー
     7月18日(月・祝) 14:00~16:00 TAC渋谷校

     以下のサイトで動画をご視聴いただけます。
    honshikenbunsekisemina2.jpg
    * 画像をクリックすると,動画が配信されるサイトへ移動します。


    2 平成28年度本試験分析と記述式問題の解法
     7月30日(土) 11:00~12:30 TAC福岡校
     7月30日(土) 16:00~17:30 TAC熊本校
     8月21日(日) 14:00~15:30 TAC名古屋校
     8月28日(日) 12:00~13:30 TAC徳島校
     8月28日(日) 16:00~17:30 TAC高松校
     9月4日(日)  14:00~15:30 TAC金沢校





     
     こんばんは。

     本来であれば,昨日の記事の続きを書くべきなのですが,今日は,記述式問題な気分なので(おい),記述式問題について書かせてください。






     不動産登記法の記述式問題で出題される論点は,基本的に,択一式問題の過去問の論点を超えません

     したがって,不動産登記法の記述式問題対策のうち,論点面については,択一式問題の過去問を演習しておくことが有用です。

     そして,この記述式問題対策としての択一式問題の過去問の演習に関して,僕の意見を述べておこうと思います。






     例えば,択一式問題の過去問に,以下のような設問があったとしましょう。


     

    …の登記を申請することができる。




     その正誤が「正しい」場合には,当該登記の申請情報を書いてみる。

     また,逆に,その正誤が「誤り」の場合には,正しい申請すべき登記を検討した後,その正しい登記の申請情報を書いてみる。

     こういう勉強も良いのですが,これは,「申請情報化」という作業であり,あくまで択一式問題対策の延長というか,あまり記述式問題の成績は上がらない気がします。

     これは,申請情報が覚えたいのであれば,わざわざ択一式問題を演習する際に覚える必要はなく,まとめて単純暗記してしまえば足りるからです。

     しかも,不動産登記法の記述式問題において難しいのは,結局,問題文の色々な箇所に散らばる情報を収集して,「どういう登記を申請するか?」ということを考えるところであるのに,上記の勉強は,情報の収集という最も重要な作業を行わないため,記述式問題を解く訓練になりません。


     そこでおススメなのが,「記述式問題化」です。

     例えば,択一式問題の過去問に,以下のような設問があったとしましょう。


     

    …の登記を申請することができる。




     この設問を構成する事実関係(例えば,相続,根抵当権の設定等)が記述式問題で出題された場合,どのように示されるのかを考えることが,記述式問題化です。


     登記記録は,どのような状態か?
     事実関係(聴取内容)なのか? それとも別紙なのか?
     事実関係(聴取内容)の表現は?
     別紙の内容は?


     これまでの皆さんの経験を活かして,想像してみてください。

     もっと具体的に見てみましょうか?


     以下は,平成25年度午後の部第18問エです。

     
     h25pm18.jpg

     
     この設問を解いた後,記述式問題化しておきます。


     登記記録の記録は,Aの単独所有だな。

     和解調書は,読み取りをさせてくるだろうから,別紙で。反対給付と引き換えになっている点と登記手続を命じている点をしっかり読み取らないと。

     「執行文の付与を得た旨」は,どうやって問題文に織り込もうか?


     

     このような記述式問題化をしておくとどうなるか?

     
     以下のような問題に対応できます。


     H28besshi3-1.jpg
     H28besshi3-2.jpg
     H28toi2.jpg


     平成28年度の不動産登記法の記述式問題です。
     

     以下,事前に行っていた記述式問題化との検証です。

     登記記録の記録は,Aの単独所有だな。



     → 全然違いましたが,ここはそれ程重要ではない。

     和解調書は,読み取りをさせてくるだろうから,別紙で。反対給付と引き換えになっている点と登記手続を命じている点をしっかり読み取らないと。



     → 和解調書ではなく,調停調書でした。でも,ここもそれ程重要ではありません。別紙で示されていて,反対給付と引き換えになっている点と登記手続を命じている点は,ばっちりです。

      

    「執行文の付与を得た旨」は,どうやって問題文に織り込もうか?



     → 上記のとおり,「登記の申請に先立って行っておくべき手続」として,答案用紙への記載が求められました。

     
     以上が,具体的な記述式問題化です。


     記述式問題化は,難しいと思われるかもしれませんが,必要なのは,記述式問題を組み立てる力です(記述式問題を作成する力とは異なります。)。

     今後も,記述式問題化については説明していきますので,お楽しみに。


     では,また。


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    2016/08/04(木) 01:02:15 | | #[ 編集]
    Re: タイトルなし
    hana さん

     受付開始時期があるんですね,知りませんでした…。こちらこそ,いつもお読みいただきありがとうございます。
    2016/08/05(金) 23:02:30 | URL | 姫野寛之 #-[ 編集]
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