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    続々・申請順序情報に関する一考察(2・完)
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     8月28日(日) 12:00~13:30 TAC徳島校
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     8月13日(土) 14:00~15:00 TAC渋谷校 姫野 

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    5 より深く知る!会社法&マイナー科目の学習のコツ!~苦手意識を克服しよう!
      8月27日(土) 18:00~19:00 TAC渋谷校 9月3日動画配信開始





     
     こんばんは。

     今回は,平成28年度の申請順序情報の分析です。


     続々・申請順序情報に関する一考察(1):平成27年度の申請順序情報を分析しています。

     
     平成28年度の申請順序情報は,次のとおりです。

     
    【平成28年度の申請順序情報】 

     司法書士法務直子は,複数の登記の申請をする場合であり,かつ,登記を申請する順序を問わない場合において,登記記録中甲区に関する登記及び乙区に関する登記の双方を申請するときは,先に甲区に関する登記を申請し,登記記録中同一の区に関する登記を申請するときは,登記原因の日付の古い順に登記を申請し,当該複数の登記の申請のうち登記原因の日付が同一であり,かつ,申請の前後を問わないものがあるときは,登録免許税が高額となるものから順に申請したものとする。



     
     かなり複雑です。

     以下,分析していきます。






     まず,上記の申請順序情報は,「登記を申請する順序を問わない場合」に関するものです。

     「登記を申請する順序を問う場合」は,その順序に従って登記を申請します。

     実は,平成28年度の問題においては,この点も問われています。

     第1申請時に申請する,住所移転を登記原因とする1番所有権の登記名義人の住所の変更の登記と,財産分与を登記原因とする甲野一郎持分の全部移転の登記は,この順序で申請しなければなりません。






     次に,「登記を申請する順序を問わない場合」における申請順序のルールは,次のとおりです。


     1 甲区と乙区では,甲区が先
     2 同じ区である場合は,登記原因の日付の古いものが先
     3 登記原因の日付が同じである場合は,登録免許税が高額なものが先




     この申請順序のルール,おそらく平成29年度以降も使用されるため,早めに覚えた方が良いと思います。

     また書きますが,現場における時間短縮に資するため,事実関係に関する補足答案作成に当たっての注意事項は,暗記しておくべきです。

     この申請順序のルールは,平成28年度の第2申請で機能しました。
     
     すなわち,第2申請においては,上記のルールの1に従い,平成18年7月1日合併を登記原因とする抵当権の移転の登記よりも先に,平成28年5月3日住所移転を登記原因とする1番,2番所有権の登記名義人の住所の変更の登記を申請しました。
     





     最後に,申請順序情報の仕上げとして,答案用紙に記載すべき登記との関係に注意しましょう。


     聴取内容,事実関係及び別紙の検討を終え,申請順序情報に基づく申請すべき登記の順序を決定した後に,問いの内容により答案用紙に記載すべき登記を決定しましょう

     良いですか?

     申請すべき登記の順序の決定が先です。


     申請順序情報に関しては,また書くと思いますが,上記のとおり,平成28年度に示された申請順序のルールは,早めに覚えておきましょう。


     では,また。


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    コメント
    この記事へのコメント
    暫くコメントを控えようと思ってましたが今回で「完」だったので…

    先月 記述式問題を解きまくった中で一目で確認するためのデータ作りをするべく改めて記述の過去問を解いて思ったのですが、「平成12年の記述式問題、なんかおかしくないですか?」
    確かに訊きたいであろう事は解答の通りでしょうが、「事実の発生した順序」の記載もあるし、根抵当権の債務者の相続もあるのにもかかわらずあの結論…
    なんか納得いきません。ある意味で出題ミスなのでしょうか?

    僕はラウドネスの中では、「サンダーインジイースト」が好きです。特に「ゲットアウェイ」は僕の中では名曲です。
    2016/09/02(金) 01:38:06 | URL | メタルっ子 #-[ 編集]
    Re: タイトルなし
    メタルっ子さん

     「完」なのは,ここ2年の申請順序情報の分析ですよ。他に申請順序情報に関する分析事項があれば別のシリーズを設けますし,記述式問題の記事はこれからも書くのでご安心ください。

     平成12年度の問題は,本来契約の当事者とならない者が当事者となっている点で,出題ミスです。

     もし解くなら,相続部分だけで良いです。
    2016/09/02(金) 09:27:27 | URL | 姫野寛之 #-[ 編集]
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