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     「姫野さん」の勘違い
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    2 平成28年度本試験分析と記述式問題の解法
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     こんばんは。 
     

     今日は,一日のほとんどを「登記の申請書に押印すべき者が外国人であり,その者の印鑑につき市町村長の作成した証明書を添付することができない場合等の取扱いについて(通達)」で紹介した先例の研究にあてていました。

     講師になって良かったと思う瞬間の一つに,疑問点の徹底究明があります。

     自分が納得し,かつ,説得的な説明ができるイメージが沸くまで,根気強く,丁寧に調べることができるのは,幸せなことです。

     研究の結果,やっと整理できたので,また成果を報告させてください。






     今回は,以下の記事の続きです。


     【速報】記述式ニュース(1)(平成28年9月8日)


     どうしても面白い展開を思いつかなかったので,普通に先例解説です(泣)。


     解答となる昭42.7.6民事甲2047号の内容は,次のとおりです(※)。

     ※ 原文に近いですが,僕の編集が入っています。

     

     次の登記事務の取扱いについて疑義があり,当職は,甲説を相当と考えますが,何分のご指示を願いたくお伺いします。

              記

     取締役選任の経過として,「…満場一致をもって議長の指名に一任することとなり,議長は何某を指名し,その就任承諾があったので,可決確定した。」と記載されている株主総会の議事録を添付して取締役の変更の登記の申請があった場合の受否について

    甲説 「可決確定した」との文言から,議長による取締役の指名後議場に諮り,その承認があったものと解することができるので,受理して差し支えない。

    乙説 単に「可決確定した」というだけでは議長が指名した者を更に議場に諮ったうえ,その承認を得たかどうかが明らかでないから受理すべきでない。

        回答

     照会のあった標記の件については,貴見のとおり




     このように,昭42.7.6民事甲2047号は,「可決確定した」との文言を,議長による取締役の指名後議場に諮り,その承認があったものと解し,登記の申請を受理して差し支えないとしました。

     昭42.7.6民事甲2047号に対して,以下の先例も存在しますので,しっかり区別した上で,覚えておきましょう。


     株主総会における取締役の選任議案において,議長に取締役の選任(及び解任)を一任した場合には,取締役の就任(及び退任)の登記の申請は,受理されない(昭29.2.18民事甲364号)。



     ポイントは,「一任」(昭29.2.18民事甲364号)か,「一任+可決確定」(昭42.7.6民事甲2047号)です。

     
     では,また。
     

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    この記事へのコメント
    株主リストについて
    不動産登記の利益相反行為について株主総会議事録を添付する場合に、株主リストは規定がないので添付は不要と考えていいですか?
    2016/09/12(月) 16:23:18 | URL | KH #-[ 編集]
    Re: 株主リストについて
    KH さん

     不要と考えて良いと思います。あくまで商業登記の制度です。
    2016/09/12(月) 21:49:44 | URL | 姫野寛之 #-[ 編集]
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