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□ 株主リスト関係通達完全対応問題集
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株主リスト及び附属書類に関する商業登記規則の改正についての登記先例をベースに一問一答問題集化。
こんばんは。
今回は,商業登記法の記述式問題の出題予想について。
株式会社の登記事項の中には,その一部に変更があった場合にはその全部を登記し直すものがいくつかあります。
以下の3つです。
1 会社の目的
2 発行済各種類の株式の数
3 発行可能種類株式総数及び発行する各種類の株式の内容
これらは,いずれも一体となった登記事項ですので,その一部に変更があった場合には,その全部を登記し直す取扱いです。
1は,簡単だと思います。
2は,株式の消却,株式の併合,株式の分割,株式無償割当て,募集株式の発行,取得請求権付株式等の取得と引換えにする株式の発行,新株予約権の行使等があったことにより,ある種類株式の数に増減が合った場合には,全ての種類株式を登記し直す取扱いです。
3なんて,予備校の常套出題手法ですね。
すなわち,株主総会の議事録に,ある種類株式の発行可能種類株式総数だけを新旧対照表を掲げ,その発行可能種類株式総数だけを答案用紙に記載した受験生の方を減点するという出題手法です。
正解には,その発行可能種類株式総数に関する新旧対照表のほか,別紙1の申請会社情報を参照し,各種類の株式の内容を確認し,答案用紙に記載する必要があります。
最後に。
記述式問題対策をする上で,「想像力」は欠かせません。
申請会社をわざわざ「種類株式発行会社」にした問題において,発行済各種類の株式の数や発行可能種類株式総数及び発行する各種類の株式の内容のいずれも変更が無い問題が出題されるでしょうか?
そういうことです。
平成29年度司法書士試験の第37問。
あなたは,必ず登記し直す。
申請会社が種類株式発行会社なら(おい)。
では,また。
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