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    このブログは,多くの受験生の方が司法書士試験に合格するために開設しました。
    ピンクレインボーの真実【第22回(最終回)】
     こんばんは☆

     『ピンクレインボーの真実』の第22回です。

     今回が最終回ですぞ。
    * 『ピンクレインボー』とは,『過去問分析の方法論-過去問から見た民法・不動産登記法の重要論点』をいう。『虹本』についても同様とする。

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     第1回…『ピンクレインボー』の特徴
     第2回…『ピンクレインボー』とピンク本・オレンジ本との関係
     第3回…『ピンクレインボー』と直前対策講座との関係
     第4回…『ピンクレインボー』を直前期の勉強の中にどう取り入れるのか?
     第5回…『ピンクレインボー』の僕の知らなかった真実
     第6回…後見,保佐及び補助
     第7回…虚偽表示
     第8回…錯誤,詐欺又は強迫
     第9回…有権代理
     第10回…相続の放棄と登記
     第11回…無権代理と相続等
     第12回…無効及び取消し,消滅時効の中断事由
     第13回…消滅時効の中断事由に関するオリジナル問題の解説
     第14回…時効の中断と除斥期間,援用権者
     第15回…不動産の物権変動等
     第16回…共同抵当等
     第17回…債権全般
     第18回…親族・相続法
     第19回…相続登記等
     第20回…相続登記以外の所有権移転登記
     第21回…用益権,抵当権に関する登記




     今回は,P335の根抵当権~。

     P335~の分析は,要は,共同根抵当権の設定の登記の申請情報を正確に作成できるようにしておいて下さいということです。

     P339~の〔追加する肢〕は,結構好きな分析です。

     6~9までしかないのですが,本当は,あと一つ考えて10にしたかったんです…でも…浮かばなくて…(笑)

     今も考えてみてはいるのですが,浮かばない…。

     基本的なとこで,

     A欄…減額請求
     B欄…根抵当権変更
     C欄…???

     という問題を,10としておきます。

     P340は,記述式問題対策のために書いたのですが,平成16年度に分割譲渡の問題が出題されたので,択一式問題対策として押さえておいて下さい。

     2つの方法があるということまでは,通常のテキストに書いていますが,『じゃあ,どっちでするんだ?』という疑問にお答えしています。

     先に,分割譲渡をして,その後,放棄をする方が良いという結論です。

     P343~は,及ぼす変更の登記について。

     本当は,抵当権の部分に書きたかったのですが,及ぼす変更の登記を題材とする択一式問題のうち,最新のものが根抵当権に関する問題だったので,根抵当権の部分に掲載することにしました。

     記述式問題で要注意でしょう。

     P349~は,元本の確定の登記について。

     これも,記述式問題で要注意の論点です。

     出題可能性が高いのは,根抵当権者からの確定請求があった場合と,債務者又は設定者に破産手続開始の決定があった場合です。

     確定請求については,民法に規定されているものを,すべてまとめておいて下さい。

     Ⅰ 設定者からの確定請求
     Ⅱ 根抵当権者からの確定請求
     Ⅲ 合併があった場合の設定者からの確定請求
     Ⅳ 会社分割があった場合の設定者からの確定請求

     比較するポイントとしては,

     ① 期間制限の有無
     ② 確定期日が定められている場合の可否
     ③ 登記の申請形態

     です。

     直前対策講座【不動産登記法】においては,まとめのレジュメを配布していると思いますので,もう一度確認しておくようにして下さい。

     P354のコラムは,結構重要です。

     根抵当不動産が共有の場合と,根抵当不動産が複数の場合も,いずれも,すべての共有者・所有者に確定請求の意思表示が到達しない限り,確定請求の効果が生じないことを覚えておいて下さい。

     この点は,根抵当不動産が複数の場合に,ある不動産の所有者に破産手続開始の決定があった場合,全部の不動産の根抵当権の元本が確定することと比較しておく必要があります。

     詳しくは,コラムにて。

     P357~は,判決による登記についてですが,特に申し上げることはありません。

     P361~は,代位による登記について。

     P361は,記述式問題で要注意です。必ず,民法の話を押さえた上で,読んでおくようにして下さい。

     P365の〔代位原因を証する情報に関する先例〕は,時点に注意して(この点について,P366の図表参照のこと。),覚えておいて下さい。

     P367~は,仮登記の話です。

     この部分は,択一式問題用に,しっかり考えて読んでおくようにして下さい。

     特に,P369~の平成10年度の問題の分析は,自分でいうのもなんですが,仮登記を嫌いになる方が多そうです(笑)

     もし,不動産登記法の過去問集を書くなら,こんな感じにしたいな~というのを込めて書きました!

     P377~は,処分禁止の仮処分の登記について。

     記述式問題の論点としては,平成17年度本試験に出題されているため,択一式問題用に知識を整理しておいて下さい。

     P386の『過去問情報』を見て下さい。かつてのオレンジ本が刊行されたのは,平成18年度本試験の前でしたが,ちゃんとオレンジ本の内容から出題されているでしょ(笑)?

     別にすごいことではないのですが,PR本には,出題可能性の高いものしか書いていないため,最後の最後まで読んで下さいね☆

     以上が,『ピンクレインボーの真実』です。

     僕がこの本を書いたのは,

     どうしても,どうしても,どうしても,

     『過去問こそが,最も合格に役立つツールであること。』

     を認識していただきたかったからです。

     分厚ければ満足する受験生の方,答練等の問題演習に狂う受験生の方,色々な受験生の方がいらっしゃいます。

     それが間違っているとは言いません。勉強方法は,人それぞれですし,上記の方法も,勉強とはまったく関係ないことをやっているわけではないので,いずれ合格することは可能でしょう。

     しかし,短期合格かつ確実合格というものを念頭に置いた場合,過去問を隅から隅までしっかり読み,演習し,テキストに帰り,そして,分析する方法こそ,受験生の方が採るべき勉強方法だと,僕は思っています。

     『過去問はもう十分演習した。飽きた。』

     その言葉自体,僕はもう十分聞きましたし,聞き飽きました。

     でも,間違っているんですよ,その認識。

     なぜなら,過去問を崇拝している僕からすれば(崇拝しているくせに,商売道具にしていますが(笑)),

     合格していないことが,過去問の演習等が十分でなく,飽きてはならないことを示しているのですから。

     この記事を読んでいるブログ受講生の方は,今から僕がいうことを必ず覚えておいて下さい。

     合格した後,受験生活全体を振り返り,特に,自分が合格した年の本試験の印象を思い出した場合,

     『司法書士試験は,意外と簡単だった。』

     と思うはずです。

     しかも,

     『答練等よりも,結局,基本的な知識が大切であり,それは過去問にあった。』

     とも思うはずです。

     合格のための勉強方法や時間は,受験生の方それぞれだとは思いますが,僕は,たどり着く結論が,上記の事項であることを,自信を持って断言できます。

     受験生生活を通して,過去問は,常に,皆さんの傍にある。

     夏も,秋も,冬も,そして,直前期にも。

     使い方が異なるだけです。

     今の時期は,過去問全体をできるだけ高速で演習し,知識を確認すること。

     違う言い方をすると,

     『過去問演習をすることにより,知識を『ブラッシュ・アップ』すること。』

     が,最も効率的な過去問の使用方法です。

     最後に,『過去問分析の方法論-過去問から見た民法・不動産登記法の重要論点』をお買い上げいただき,そして,『ピンクレインボーの真実』をお読みいただき,ありがとうございました。

     この本は,今は,全然良い本ではありません。

     良い本となるのは,皆さんの合格に役立った時です。

     だから,合格して,僕の本を,良い本にして下さい(笑)
     
     この一見厚かましいお願いは,皆さんと利害が一致しているので,拒否はしないと思いますが(笑),プレッシャーは感じないで,いわば『戦場へ持っていく恋愛小説』のような軽い気持ちで,過去問集とともに,皆さんの傍においてやって下さい。

     では,また☆


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